歩歩高大酒店、POPOKO HOTEL

基礎データ:

珠海??高ホテル(Zhuhai Popoko Hotel)
所在地: 珠海市 珠海市経済特区 拱北粤海東路1025号
電話: 86-756-8886628 ZIP: 519000

 

解説:

香港での中国の入り口が深センなら、マカオの中国への入り口は珠海だ。

深センから珠海まではバスで2時間強、ボートなら50分だ。もうバスは乗り飽きたので船を選ぶ。深センの港である蛇口港は、香港との境界である羅湖駅前からバスで1時間弱かかる。深センは結構大きな都市なのだ。 蛇口港。 ここからは珠海だけではなく、マカオや香港へもフェリーが出ているため、国際線(?)と国内線の二つの乗り場がある。珠海(九洲港)行きはおよそ1時間毎に出発していた。行き先表示は珠海ではなく九洲なので注意したい。

船はスピードボートだった。学校の先生のように前方にカウンターがあり人がいるが、これは単なる売店だ。 内海なので、揺れもさほど激しくない。VCDを眺めているとあっという間に着いてしまう。

九洲港は想像以上に立派なターミナルだった。最近ここから香港へ直行するボートも就航したらしい。ターミナルには立派な観光案内所もある。 地図でももらおうかと近寄ったら、なにやらやたら目立つ看板がある。ホテルのディスカウント価格表だ。 中国でもホテルのディスカウントは一般的だ。実際のところ、カウンターで交渉しても直接値引きをしてくれることが多い。バスターミナルなどで群がってくる客引きは、多少のマージンを取ってこういうディスカウント価格を提示する。案内役の意味では活用できないこともないのだが、客引きに着いていくという行為は私には抵抗がある

。しかし、代理店タイプのディスカウントには抵抗を感じない。旅行を続けているうちに、なんとなくそういう感覚ができあがってしまったのだ。 価格表を見ると、老舗で3星の歩歩高(POPOKO)ホテルが180元、ラックレートである438元の半額以下だ。しかも港からホテルまで送迎してくれるという。 地図を見る限り、このホテルはロケーションが良い。また、ホテルのめぼしがついていてもそこまでたどり着くのはちょっとした作業だし、最悪の場合タクシー代もかかる。送迎はありがたい。

ということでここで予約をする。いろいろなケースがあるが、ここでは料金はカウンター払いだった。領収証がわりのバウチャーを受け取り、送迎車でホテルに到着する。 室内も悪くない。このクラスで香港ならHK$700以上はするだろう。 世の中にはバスタブというものがあったことを思い出す。 荷物を置いて周辺を歩いてみる。

繁華街の新馬路までものの5分だ。人通りが多く賑やかだ。ここで例によって快餐を食べる。8元。地方よりはやや物価が高めだが十分許容範囲だ。 客引きについていくことにはいろいろなリスクがある。しかし、こういう観光案内所や代理店の割引きホテルは積極的に利用して良い。私は中国語があまりできない。おかしな北京語や英語で交渉するより、代理店価格の方が安いことも想像にかたくない。なにしろプロが交渉した価格なのだ。

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