VIRADESA GUEST HOUSE

基礎データ:

Hoe Khoi Rdをメコン川方面に右折。
Tel 212125,

 

トゥクトゥクの親父に「VIRADESA GUEST HOUSE は分かるか?」と尋ねると「もちろん」という心強い答が返ってきた。しかし安心して乗っていたところ、車は中央郵便局の周辺をうろうろしている。 をい、知らないんじゃないのか? ^^;

運転手と私とで街の人に話を聞き、5分ほど迷ってからたどり着く。たしかにこのエリアには似たようなゲストハウスがたくさんあるので、混乱する、と言えないこともない。 私がこの宿を選んだのは、タケオであった会ったばかりの日本人が「ルアンブラパーンならビラデサがイイですよ」と言ったためだ。特に信用するとか信用しないとかということではなく、私はこういう話を聞くととりあえず言うことを聞いてしまう。育ちがよいので素直なのだ。

こういう口伝宿は、ガイドブックで絶賛されていたり、まるで載っていなかったりと知名度はいろいろだが、今までこの種のアドバイスに従って「めちゃくちゃ後悔した(´Д⊂」ということは一度もない。

VIRADESA Guest House もどうやら「やや濃度の低い日本人宿」だったようだ。宿帳には何日かに1人2人、日本人の名前がある。それに日本人宿名物の「情報ノート」も置いてあったし、少ないけれど日本語の本もあった。 宿の女主人も、すぐに "My Friend!" などと言うタイプではなく、やや控えめで、それでいて管理や宿泊者の依頼にはしっかり応えるタイプの方だ。こういうオーナーの宿の方が日本人には好まれる傾向がある。

「何階の部屋がいい?」と聞かれ「何階の部屋がいいの?」と聞き返すと、笑って「4階ね」と応え部屋を見せてくれる。最上階だ。階段は狭くドアもちょっと出入りしにくい。 部屋に入ってすぐの左手がバスルーム。24時間お湯が出る。 ベッドはダブルだ。1人で泊まっても2人でも値段は同じだが、カンボジアのようにベッドをまるまる余らせないのが精神衛生上大変よろしい。シーツもベッドカバーもきれいに洗ってある。

そして何より気に入ったのが、部屋に小さなバルコニーがついていたことだ。 エリアによってはバルコニーは盗賊の入り口となるけれど、この街ではその種のリスクは低い。それに窓にもドアにもちゃんと鍵はかけられる。 バルコニーといっても大した景色ではないが、開放感があるし、洗濯物を干すのにも便利だ。

 ご主人に「まず2泊させて下さい。状況で延長するかもしれません」と伝える。 私はこういう場合、よほどの繁忙期でなければ「まず1泊」というのだが、なんだか妙にこの部屋が気にいってしまったのだ。1泊4ドル。エアコンはないが、この時期のルアンパバーンにエアコンは不要だ。  さっそくシャワーを浴びてベッドに転がる。 シェムリアップからの強行軍のせいもあり、すぐに昼寝モードに入る。車の音もあまり聞こえない、静かな街だ。気持ちがいい。

解説:

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