info_top4.3インチ液晶と30GのHDDを持ち、最多動画コーデックに対応するWindows Ce PDA+PMPマシン Blufin を徹底活用します。

Blufin活用マニュアル

  Blufinに関する最新の情報は、ブログ「Blufin徹底活用」をご覧下さい。

BlufinをHDDストレッジとして使う


旅先のチベットでは、プロやアマチュアなど多くの写真愛好家がいた。
中には銀塩派もいたが多くはデジタル一眼レフを使っており、プロもデジタルに移行しつつあることを思い知らされた。

特にあまり経済力のないフリーランスには、銀塩のフィルム代や現像代はばかにならないようだったし、通関時のX線検査に対する不信感も根強いようだった。安くはない交通費と時間をかけて撮影したフィルムがだめになってしまったことを「せっかく撮ったフィルムがみんな没ですよ」の一言で済ませるのは、さぞかし無念だっただろう。



そういう理由で銀塩からデジタルに乗り換えた写真愛好家達が悩むのが、メモリのバックアップのようだった。私のように「カメラ ≒ スナップ → サービス版で印刷して家庭用アルバム」なら高解像度にする必要はないが、写真を撮りにチベットにきているような人たちはそうはいかない。1G/2Gどころか4Gのメモリを載せても、結構一杯になってしまうのだそうだ。



そんなカメラマンのひとりが「フォトストレッジ/フォトビューワ」なるものを使っていた。
EPSONP-2500という製品だ。


フォトビューワ P-2500 P-2500



見せてもらったのはこれだが、現在の最上位スペック機はこちらのようだ。


この製品の主目的はデジカメのメモリのバックアップだ。
満杯になったデジカメの画像を保存するため、またせっかく撮影した画像を万一の事故から守るため、カメラマン氏はせっせとSDカードの画像をこちらに移動していた。ついでに言うと、更に画像をFTPでアップロードしようとしていたが、ギガ単位の転送は回線が必ずしも速くはない中国ではなかなか大変そうだった。



このフォトストレッジ/ビューワ機能はBlufinにもある

本来なら「基本操作」のカテゴリで初めの頃取り上げなければならなかったのだが、私の関心が低く今日まで延び延びになってしまった。申し訳ない。



Blufinの左サイド、ヘッドフォン端子の下にゴムのカバーが着いたスロットがある。ここがSDカード用スロットになっている。

Blufin_Lside_SDin.jpg

Blufin_SDin_b.jpg



実際にSDカードを装着すると、こうなる。
カードを完全に内部に装着することはできないが、30GのHDDを持つBlufinで内蔵する意味はない。あくまでデータをバックアップするためのスロットなので全く問題はない。

Blufin_SDin_a.jpg

Blufin_SDin_b.jpg



カードを装着すると、"マイデバイス" に "StrageCard" というアイコンが表示される。これが装着したSDカードだ。

Blufin_SDin_STRAGE_Icon.jpg



あとはアイコン操作や エクスプローラー、GSFinder+ のようなファイラーでファイルをフォルダ毎でもHDDに転送してしまえば良い。

Blufin_SDin_GSfinder.jpg



フォトストレッジ/フォトビューワ専用機であるEPSONのP-2500などに比べての違いは、Blufin本体としてはSDカードスロットしか持たないこと、RAW形式ファイルがBlufin本体では再生できないこと、画像エンジンやフィルタ搭載されていないため、本体では撮影したそのままの画像しか表示できないこと、位だ。


もっともBlufinにはUSBホストのみならず "USB OTG" というUSBデバイス同士をPCを経由せずやりとりする規格のシステムも搭載されているので、SDメモリ以外のストレッジにも対応可能なはずだ。(この点については話が長くなりそうなので、別の機会に改めて紹介する予定)。

またRAW形式などの再生に関しては、汎用性の高い Windows Ce マシンであることから対応の可能性は十分ある。液晶もP-2500の3.5インチ/P-5000の4.0インチに対し、Blufinが4.3インチ(どうもこれシャープの国産液晶っぽい?)と、専用フォトビューワに全く引けを取らない。



機能が限られているフォトストレッジ/フォトビューワを買う位なら、RAW形式の表示や本体でのフィルタなど諦めてでも汎用性の高い Blufin を入手する方がよほど安上がりで面白いのではないだろうか?しかも価格は似たような水準だ。

 

Blufin内蔵FMトランスミッター


先日とある飲み会でBlufinを自慢していたら、知人に「FMトランスミッターの使い方が分からない」と言われた。

のぞき込んで見ると、必死にコントロールパネルの辺りを見ている。これはあくまでWindows Ceとインストールされたハードなどのコントロールパネルであって、ファームウェアの設定は下のツールアイコンから行う。Windows XP では後からつけたハードウェアの管理をコントロールパネルで行うこともあり、必ずしもおかしな誤解ではある。

内蔵FMトランスミッターのon/off、そして周波数の設定は、ファームウェアの Blufinメニュー、設定アイコンから行う。

bftm_toolicon.JPG



この中の"FMTX"をクリックして、トランスミッターのon/off、そして周波数の設定を行う。

bftm_setting.JPG


これで完了だ。先日のファームアップに伴い、周波数も日本のFMラジオ用に変更になった。FMトランスミッターが作動している時には、内蔵スピーカーから音は出ない。反対に言えば内蔵スピーカーから音が出なくておかしいと思った時には、まずこのFMトランスミッターを確認してみると良い。ただしヘッドセットからは音が出る。

このFMトランスミッターの性能だが、何と言って良いのか微妙だ。トランスミッターそのものはともかく、アンテナが内蔵されていないようなのだ。初めて我が家にBlufinが来た時、車の助手席に置いてトランスミッターを作動してみたが、車のFMラジオは電波を受信しなかった。



ここで、もう一度実験を行ってみた。
実験会場は子どもの部屋だ。一般的なCDラジカセに近いものは、我が家には子ども部屋にしかない。といってこれもMP3に対応しているのだが。



ラジカセのアンテナを伸ばした状態で、まずはその上にBlufinを置いてみる。全く問題はない。

bftm_on_CD.jpg



約20cm離してみる。するとノイズが入り始める。

bftm_nearc20cm.jpg



この極端な差はアンテナの有無としか思えない。そこで、アンテナがわりにイヤフォンを差し込んでみる。

bftm_pluged.jpg


するといきなり電波の届く距離が伸びた。
耳にイヤフォンを装着した状態では直線で3m程まで、また耳からはずして真下に垂らした状態では更に2m程度電波を受信することができた。これは十分実用範囲だ。


試しにイヤフォンをビデオ出力端子に差し込んでみた。
気のせいかもしれないが、受信側の感度が多少上がったような気もする。しかし、これをやると画面にこのようなメッセージが出る。あたりまえなのだが。^^;

bftm_cableisplaged.jpg



なぜBlufinにトランスミッター用アンテナがないのか考えてみる。
オリジナル機にはFMトランスミッターはなく、代わりにFMラジオがある。どちらもアンテナが必要なのだが、Blufinが相対的に高価な韓国では、カーナビとしても使う人が多い。

FMトランスミッターが必要になってくるのは、実際には車載時だけだ。Blufinにはそこそこの音量の内蔵スピーカーもあるので「みんなでちょっと聞く」時ことには不自由しないし、その気になればRCAでオーディオ出力すれば良いからだ。

そしてカーナビとして使う時には、間違いなく車載DC12v用のカーアダプターを使う。これがアンテナがわりになり、Blufinには内部アンテナがないのではないかと思う。



個人的な感想だが、Blufinに外部アンテナは似合わない。
またFMトランスミッターが欲しいのは車載時だけだ。日本TinnosやLive-Well社には、車載用DC12v電源アダプタのオプションを、ぜひとも発売して欲しいと思う。これはイヤフォン同様トランスミッターのアンテナとして機能するはずだ。私はトランスミッターはもさることながら、車内でもBlufinを充電したい。


 



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