せっかくのPDA/PMPであるBlufin、音楽を聴いたり動画を見る以外にもお出かけ先でもっと活用できないかと考えていたら、我が家にまだインストールしていないWindows Ceのアプリケーションがあることを思い出した。Jorudanの "乗換案内" だ。
これは実は敢えて購入したものではない。
以前買ったLooxにプリインストールされていたソフトだ。しかしリカバリーで再インストールをすると、Ce へのインストール画面も出てくる。これは試さない手はない。インストールはPCとBlufinをActiveSyncで同期させれば、PC側の操作で完了する。エラーなどは帰ってこなく、Blufinのデスクトップにも無事アイコンができる。
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起動してみる。
どうも地図の表示の様子がおかしい。まだ右側に地図が続いているのに表示しきれていないように思える。

試しに地図をタップしてみると、意図しない北越地方の地図に飛んだ。

実はこれはBlufinでは時々見かける現象だ。
BlufinはまずはPMPであるため、解像度は480x272とあまり一般的ではない数字だ。Blufinと同じMIPS系である Cassiopea や Sigmarion では、当時の定番であった 640x240 という解像度を採用しているため、ソフトもこの解像度を前提に書かれていることが多いのだ。従ってそういうソフトをBlufinで使おうとすると、表示とタップの関係がずれたり、あるいはメニューアイコンなどが表示しきれなかったりする。
乗換案内は、駅名入力ダイアログを使えば一応作動する。しかし正直あまり使い勝手が良いとはいえない。
これは寂しいとお出かけ関係のフリーウェアを探していたら、こんなのがあった。 "Nexttrain"。

http://office.toyolab.com/nexttrain/
NextTrain は、時刻表データを読み込んで次に発車する列車の時刻と出発までの時間を表示するリアルタイム時刻表ソフトだ。「そろそろ駅に行こうと思うけれど、次の電車は何分だっけ?」という場面で絶大な威力を発揮する。
"NextTrain for WinCE Ver1.01"をダウンロード、インストールしてみる。
乗換案内同様 Cassiopea や Sigmarion をターゲットに書かれているはずなのだが、こちらは表示の抜け落ちなどを感じない。全く問題なく動く。

私はCeのプログラムを書いたことがないので何とも言えないのだが、表示の座標をがちがちに固めてしまったり画像を多用してその横幅を480以上にしてしまうと "乗換案内" のような現象が発生するのかもしれない。
文字列ベースで緩やかに書いた "Nexttrain" は Blufin でも快適に使えるし、なんといっても実用性が高い。時刻表データを変換ツールなどで自作することもできる。ついつい残業などで帰りが遅くなってしまいがちな方にはお勧めのソフトだ。何と言ってもフリーウェアだし。
PDAを持つと妙に欲しくなるのが地図機能だ。
Blufinには無線LAN端末の機能があるので、マピオンなりマップファンなりのWebサービスを使えば良いと言えばそれまでなのだが、個人的にはビューワとデータはPDAに入れて持ち歩きたい。無線LANのない山の中でも見ることができてこその地図だ。
PDA向けの地図ビューワはいくつかあるが、今回は "プロアトラスLite PDA" を使ってみた。

Blufinには Windows Ce版の MIPS系(pal_hpc2k_mips111.exe 155KB) をダウンロード/インストールする。

このソフトは、PDA切り出し機能に対応したプロアトラスのユーザだけが使用できることになっている (実際は誰でもダウンロードできるが)。私は以前買ったLooxに"プロアトラスW2"がプリインストールされていたので、これを利用できた。もちろん製品版を購入してもよい。
プロアトラスLite PDAはインストールしただけでは機能しない。あくまでビューワであって地図データを持っていないからだ。地図データはというと、手持ちのプロアトラスから切り出す作業が必要になってくる。
正直この地図の切り出しが、私は面倒だと感じていた。
地図ソフトなんていうものは、DVDをPCに入れてデータごとインストール、そして好きな時に好きな地域の地図を見る。それでこそ地図ソフトだと思っていたからだ。しかし一般にPDAはストレージ容量が少ないので、PDAの地図ビューワは切り出したデータだけを見るのが普通のようだ。
しかし実際に切り出し作業を行ってみて、実はさほど面倒ではないことが分かった。
まずプロアトラスを起動する。ここでは海が近くて縮尺比較の容易な、そして都心図のある札幌を選らんでみた。1/10000で表示してみる。

"ツール(T)" メニューの "地図をPDA用に切り出し(K)" を選ぶと、下のような窓が出る。ここで切り出し範囲を "画面の中心から最大の範囲(Y)" を選ぶことによって、切り出し範囲を設定する手間はなくなるし、CPU性能の高いBlufin用に最大サイズの地図を切り出すことができる。範囲設定の手間がないことで、地図切り出し作業も極めて簡単になるのだ。

あとは切り出す地図ファイルに適当な名前をつければ良い。
私は「札幌25000」のように、起点になる街と縮尺をファイル名にした。Blufin側のソフトで地図を読み込む時に分かりやすいファイル名にして置いた方が良いだろう。
ファイルの書き出しには数秒程度かかる。これはPCの速度に比例する。

あとはできあがったファイル(*.blr)をBlufinに転送すればよい。プロアトラスLite PDAは、デフォルトで地図ファイルを "マイデバイス" から読み込もうとするので、素直に "マイデバイス" に転送しておくと楽だ。
さて、地図データの転送が終わったら Blufin 側で先にインストールした "プロアトラスLite PDA" を起動する。
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初めて起動する時には、地図ファイルの選択画面が開く。
ここで自分の見たい地図を開けば良い。

地図の表示には、一般モードと広域モードがある。また、地図には座標データもあるので緯度や経度を表示することも可能だ。
以下の地図は、札幌を中心に1/10000から1/300万までの縮尺で切り出した地図を表示させた様子だ。これらは当然スクロールも可能だ。






地図の標準表示/縮小(広域)表示の切り替え、緯度/経度の表示/非表示、スクロールバーの表示/非表示は "表示(D)" メニューから行う。

またこのソフトにはGPS対応メニューや、それに伴う目的地までの経路探索メニューもあるのだが、Blufin側のGPSの仕様がまだ良く分からないので、実使用には至ってない。


Blufin本体にはGPSも内蔵されているという噂もあるので、この辺りは後日いろいろ検証してみたいと思う。
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