前回FMトランスミッターの設定で「Blufinとしての設定は下のツールアイコンから行う」と書いてしまったが、これはちょっと誤りだった。コントロールパネルから設定しなければならない機能もある。
その代表が「ホールドコントロール」機能だ。
Blufinのホールドスイッチは、電源スイッチと同じだ。電源を入れた状態でスイッチを右側にスライドさせることによってBlufinは"HOLD"状態となり、他のスイッチを押しても反応しなくなる。

Blufinを手に入れてまず誰もが思うのが、「MP3プレーヤーとしてポケットやカバンに入れた時、タッチパネルに何かが触れてしまうのではないか?」という疑問だが、このホールドスイッチをオンにしておくことにより、その種の心配はなくなる。
ただ、デフォルトの状態ではホールドしていてもバックライトが点灯がされる。バッテリーの消耗が気になり「もったいない」と感じる人は少なくないだろう。しかし、ホールド時の作動は、この「ホールドコントロール機能」で設定できる。
まず、初期画面からコントロールパネルに入る。ファームウェアが新しくなってからは、義理堅く画面下のタスクバーを起こす必要はない。Windowsのアイコンをダブルタップすればそれで済む。


コントロールパネルを開くと、中に "HOLD Control" というアイコンがある。ここでBlufinをホールド状態にした時の作動を設定することができる。
![]()
設定は3項目だ。
上から順に、ホールド時に "バックライトをオフにする(Backlight Off)"、"タッチスクリーンを無効にする(Disabel Touch)"、そして "(繋いでいるなら) キーボードを無効にする(Disabel Key)" となる。デフォルトの設定では、バックライトだけがオフになっていない。

この "Backlight On" を設定することにより、MP3プレーヤーとして Blufin をカバンやポケットに入れて使う時のバッテリー持続時間は延長される。動画を見ながらHoldする人もすくないだろうし、購入後すぐに設定しておきたい項目だ。
Blufin ShopのFAQが追加されていた。USB接続に関することだ。
---
PCに繋いでもUSB認識しない 2007-01-19
Blufinの電源OFFの状態でPCにUSB接続し、その後にBlufinの電源を入れても、PC側で認識できません。必ずBlufinを電源ONの状態で、PCとUSB接続してください。
(上記の現象が出たら、Blufinを再起動して繋いでください)
---
これを読んで、「なるほどそう言う人もいるのか」と思った。
Windows Ce はXPなどより、いや Me より起動は速い。多分10秒前後だ。しかし起動中などおかしなタイミングでUSB接続すると、ケーブルはつながっていてPC側はUSBデバイスを認識するのに、Blufin側の用意ができていないため、PCが「不明なデバイス」の一群に放り込んでしまうこともある。こうなると再起動が必要だ。
要はPCがポーリング信号をUSBデバイスに送っているのに、Blufinは起動に忙しくてそれどころではない、その間にPCが「返事ないじゃん」と不明なUSBデバイス扱いにしてしまうのだ。
どの接続形態を取るにせよ、Blfinがきちんと立ち上がってから接続するように心がけたい。
Blufinは現在最先端を行くスペックのPDA/PMPだ。その最大の魅力はPDAとPMPが合体したことと、対応する動画コーデック種類の豊富さだ。そのせいか「その能力と価格の価値を分かる人だけが買う」と思いこんでいたのかもしれない。しかし日本に窓口を構えて日本語ファームウェアを発表した時点で、Blufinはもう「誰でも使える」ことを目指しているのだろう。だからこんなFAQも出てくる。
BlufinとPCを接続させる方法には3種類ある。
まず最も一般的なMass Storage(マスストレージ)接続、2つめがActiveSyncによる同期接続、最後がMTP(Media Transfer Protocol)だ。PCとBlufinを接続するのは確かにUSBケーブルだが、設定によって接続方法が変わってくる。デフォルトの設定はMass Storageだったように思う。
この設定を変更するには、例によってBlufin Menu のツールアイコンをダブルタップする。
"Setting"画面の中央上部に出てくるのが、USB接続の方法を選択するメニューだ。上から、"Mass Storage"、"Active Sync"、"MTP" とある。

Mass Storageを選ぶと、いわゆるマスストレージクラスとして働き、PCの大規模外部記憶装置とUSBは認識する。一般的なファイルのやりとりはこれが最も手っ取り早い。XPならPC側が新しいドライブを自動的に認識してくれる。USBメモリを差したのと同じ状態だ。

Active Syncで同期させるためには、PCの側に MSの ActiveSync がインストールされていなければならない。これはWindows Mobileベースのデバイス用同期ソフトウェアだ。PCに ActiveSyncをインストールして常駐させておくと、Windows Ce や Windows Molibe の MSソフト(Outlook Pocketなど)とPCのMSソフト(Outlookなど)の内容を同期させることができる。フリーウェアなのでここからダウンロードできる。
ActiveSyncで接続した場合、PCから見たBlufinにはドライブ名がつかず"モバイルデバイス"となる。
つなぐと起動するPC側ActiveSyncの画面。これはVer3.5。私がSigmarion3の頃使っていたのままなのだ。申し訳ない。

PC側ActiveSyncのオプション画面。これで同期させたい内容を設定する。

Windows Ce のソフトは、物によってはこの ActiveSync 経由でしかインストールできないものある。また、ActiveSyncでPCと接続すると、BlufinからPCを介してインターネットに接続できる。Ceのフリーウェアや青空文庫の書籍を直接Blufinにダウンロードすることができるので、覚えておくと何かと便利だ。

単なるMass Storageよりは高機能だが、この常駐はPCのメモリを少しだけ消費する。常駐させておくのが嫌な人には、ActiveSync の常駐を解除するフリーウェアもある。
MTPはMSが発表したUSB上で音楽や映像などのコンテンツを「著作権を保護しつつ」転送するプロトコルだ。要はDRMやiTunesのように「何回もコピーしてはだめ」という扱いでファイルを転送する。WMP10には実装されているので、場合によっては役立つ時があるかもしれないが、今のところ切実に必要性を感じたことはない。
ということで、さくさくファイルを転送したければMassStorage、MSのソフトを同期させたり BlufinからPCを経由してネット接続をしたければActiveSync、著作権保護の処理をされたファイルを転送しなければならない時にはMTPと使い分けるのが良い。
と、ここまで書けば、少なくとも電源を入れずにPCに接続して「BlufinがUSBを認識しない」という人は減るかもしれない。
この改行は必要→c2007 Copyrights ”Blufin活用マニュアル!" All right reserved.
このサイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。
main_box
