BlufinにはUSB OTG (USB On The Go)機能が搭載されている。
これはPCを介さずにUSB機器を接続するための規格なのだが、まぁ「限定的なUSBホスト機能」と理解しておけばそう間違いはない。
Blufinは Windows Ce というOSを持っているためついついUSBホスト機能に関しても「あたりまえ」だと思いがちだが、PCにUSB接続すると外部ドライブとして認識される機器であることを忘れてはいけない。PCとは外部ディスクとして、他の(対応している)USB機器とはホストとしてUSBが働く。
そこで、家にあるUSB対応機器をやみくもにBlufinにつないでみた。
UBS-LEDライト。
これはただ電力が供給されていれば良いので、点灯してあたりまえだが、光量から特に電力不足は感じられないことがわかる。

USBフラッシュメモリ。
全く問題なく認識する。また中にあった画像ファイル、テキストファイル、WordのファイルなどもそのままBlufinで読むことができる。

Blufin側では "マイ デバイス" 内の "USB Disk" として認識される。これは認識可能なUSBストレッジ全てに共通だ。
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ストレッジ系として、安物のMP3プレーヤー、ちょっと高価なHDD内蔵のMP3プレーヤー"Iriver H340"、PSP、デジタルカメラ(Panasonnic Lumix DMC-LC33)などをつなげてみたが、全て上同様 "USB Disk"として認識した。ファイルのやりとりに問題はないし、接続機器内部のファイルを参照することにも全く不自由はない。



ストレージ系以外では、以下の作動を確認できた。
USBマウス。
小型のオプティカルマウスだが、中央のスクロールキーも含め全く問題なく作動する。

USBキーボード。
特に何かを設定することもなく、そのまま使用できる。Blufinにはソフトウェアキーボードがあるが、長文の入力にはストレスが少なくないので、使用目的によっては便利なアイテムだ。

接続しても認識できなかった機器もある。USBマスストレージに対応していないデバイスや特殊なデバイスだ。Ce側にドライバがないという理由もある。
USB-FDD。
つなぐ方が無茶だとは理解しつつ、ついつないでしまった。ドライバがあればあるいは認識可能なのかもしれないが、現在FDを使うメリットは全くない。

WillcomのPHS 京セラK3001v (通称京ぽん)
これをつないだ時、Blufin側から "USBデバイスを認識できません" とのメッセージが帰ってきた。一応PHSなのだからあたりまえだろう。このメッセージと同時にデバイス名を入力するように要求されすが、ドライバなしでは結局認識しない。
ただSigmarionでこのPHSを認識させつなぎ放題のデータ転送が可能であったので、これについては個人的に試行錯誤を行うつもりだ。巷に流通しているドライバを流用することによってなんとか成るような気がしないでもないのだ。


更にはゲームパッドも試したが、これはコントロールパネルに設定ソフトがなく、また対応しているソフトもインストールしていないので作動自体は確認できていない。しかし、Blufinのデモビデオを見るとUSBハブにジョイスティックを接続し稼働させている場面があったので、多分使用可能なのだろうと思われる。
USB OTG については、今までさほど便利さを意識したことがなかったが、ホストにもクライアントにもなる Blufin のような機器でこそその本領を発揮することを、今回強く思い知らされた。少なくともマスストレージ機器とマウス・キーボードについては大変快適に作動させることができた。
前回、デジカメのSDカードを抜き取り、Blufinのスロットに装着して「フォトストレッジ」として使ってみたが、USB OTG 機能があればケーブル1本で接続するだけでバックアップは簡単に済む。わざわざカードを抜き差しする必要はなかった、ということになる。いや、お恥ずかしい…
Blufin Windows Ce 5.0 Professional Plusマシンとしての基本機能
何度も繰り返しているが、Blufinは、Windows CE 5.0 Professional Plus というOSにランチャーが搭載されている、PMP+PDAのハイブリッド機だ。この製品を選ぶ人のほとんどは、まずPMPとしての高機能さ(対応コーデックの豊富さ)、そしてこの PDA 機能が魅力なのだろうと思う。もちろん私もだ。
MSのPDA対応OSは、2003年の時点で Windows Ce 以外に Windows Mobile が発表されている。
現在日本では、ウィルコムのPHS "W-ZERO3"が大ヒットしたせいもあり、Windows Mobile5.0 (それまでは Windows Moblile 2003) が主流になってきているが、BlufinはあくまでWindows CE 5.0 Professional Plus だ。このOSを選択したのには開発国の国内事情の違いもあるかもしれない。
Windows Ce シリーズは、古くは 事実上日本で最初に普及したCe機であるCASIOの"Cassiopea"から、"SigmarionV"に至るまで、代々使われてきている。OSなのだから基本的なアプリケーション、ツールは最初から付属している。ここではその中からいくつかをスクリーンショットで紹介する。
タスクバーは「自動的に隠す」状態になっているので、画面の最下端をタップすると現れる仕様だ。もちろん出しっぱなしにすることもできるが、限られた画面でタスクバーを常時表示するメリットはない。

お馴染みのスタート画面から"プログラム"をタップすると、インストールされているアプリケーションが表示される。Windowsの操作に慣れている人なら間違うことはないはずだ。

OSに付属するプログラムの例には、以下のようなものがある。
MS メッセンジャー

Windows Media Player
Blufinには絶対必要ないのだけれど、OSについてくるのだからしかたない。^^;

エディタ

ソリティア
ここでもソリティア…。MSの開発はソリティアがないと気が済まないらしい。

電卓
日頃あまり意村しないけれど、あると便利というよりないと困る。関数モードなどあり。

リモートデスクトップ
便利!! Blufinの解像度だと厳しそうだが、実はフリーウェアで対応できる。

Pocket Outlook(?)・メーラーCe機なのでActive Syncで母艦のPCとデータのシンクが可能。私はアウトルック系は苦手なのでフリーウェアに乗り換える予定だ。。

MS-Dos(エミュレータ)
これは昔のMs-dosのようには機能はしない。システムコールなどをエミュレートしていないため、簡単なコマンドが使える程度だ。しかし、dos窓に慣れている人には、ファイル構成を見たり置き換えたりする時になかなか重宝する。

と、さらっと見てもこれだけのソフトが使える。
これに各種フリーウェア、シェアウェア、数は多くないが商用ソフトをインストールすれば、Blufinはどんどん其力なツールになっていく。
ちなみに私は、何かあるたびに韓国Tinnosに問い合わせてしまうのだが、韓国では多くの人がシンプルに、PMPなどコンテンツビューワ(あと韓国版はカーナビ)として使っていて、PDAとしてCeをここまでいろいろ試したがる人は多くはないそうだ。
いやいや、この好奇心こそ、日本人の良いところなのです。^^
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