|
|
今日は実技の実習が2時間入る。
これは今までの教習とちょっと毛色が違う。ビッグスクーターの体験と、シミュレーター実習なのだ。昨日私を悩ませ楽しませてくれた400ccのMT車に乗ることはできない。
ビッグスクーター体験を担当してくいれたのは、多分昨日の1時間目より若い教官だ。しかし例によって指導はていねいだ。もうね、私驚きませんから。ここの自動二輪教習は、今のところ、全て穏やかに済むような気になってますから。
自動二輪にもAT免許があり、この免許だとクラッチのないスクーターやカブなどしか乗ることはできない。そういう意味では下位互換だ。でもこの「ビッグスクーター」というやつ、はっきり言って普通の中型バイクより手ごわい。
まず、車体が重い。引き回しが疲れるし、力のない人には難しいかもしれない。ギアがないのでエンジンブレーキが利かない。ニーグリップができないので地味に不安な気持ちになる。車体を傾けるのが怖い。
おまけに低速走行というやつでは、クラッチがないのでスロットルを軽く吹かしながら後ろブレーキをかけたり緩めたりという曲芸を、ひざでバランスを取りながら行わなければならないのだが、車体が重いのでこれもなかなか難しい。
とはいえスクーター、一回走り出せば操作自体は難しくはない。3時間目は明日から走るらしいコースをビッグスクーターで回る。これもなかなか楽しいけれど、私はやっぱり普通のギアつきバイクがいいなぁ…
4時間目はシミュレーター走行。
バイクにもシミュレーターがあるのかといえば、あるのだ、これが。

教官が来る前に撮影をしたいが、ドアに鍵がかかっていてガラス越しの撮影しかできない。教習中にはこのブログの存在を知られないほうが望ましいし、教習中に写真を撮ることもできない。スナップもできるだけさりげなく、できれば他人に見られないように撮っているのだ。ばかはばかなりに気を使っているのだ。これでも。

シミュレーター実習を担当したのは、適性検査を行った教官だ。ここにきて初めて同じ教官から2回目の指導を受ける。この人は話し方がうまい。大勢の前で話すのも得意だ。だから適性検査を担当したに違いない。適性検査では「時には煽りますよ」など、検査の精度を上げるための発言までしていた程だ。
教官は、私の緊張を和らげようと気を使ってくれる。まぁ、シミュレーター体験だからという側面もあるのだろうが、経験を積ませて知識を増やし、私に自信をつけようとしているように感じる。そのためのシミュレータだし、ここで自信を失っては意味がないが。しかし私の場合、やれといわれればシミュレータで怪我をすることも不可能ではない。
カーブ半径距離と速度の関係、急制動などをシミュレータで体験する。急制動が難しい。私の頭は一度に複数のことを考えるようにできていない。ポイントで40km/h を維持しなければと思うとそれで頭がいっぱいになり、ブレーキの前後配分やクラッチをぎりぎりまで切らないなどの情報は、スピード維持作業が終了しないと前頭葉まで届かないのだ。
明日から坂道発進やスラロームなど教習が始まる。これはもう頭で考えていてはだめだ。体で覚えるしかない。ここ1年で10kg以上太った私には、体の容量にだけは自信がある。