中古車の購入について
キャンピングカーにも中古車は存在します。 私がジュニアを買うと決めたあと、ちょっとした出来事がありました。 オークションサイトに、アウトドアジュニアの中古が出品されていたのです。 ジュニアを購入する意志は固まりました さっそく葛飾区にあるリーエキスポートに出向き、見積書を作っていただきました。 ここは大手ビルダーとは違い、社長さんが一台一台手作りで車を組み立てています。そのため月に2台程度しか生産できず、その時点で契約をしても納車は約6ヶ月後、だということでした。 その時私の乗っていた車はまだ1年車検が残っていたため、それが切れる時期を考え半年後に正式な注文をすることにして、作っていただいた見積書を大切に保管していました。今すぐ乗りたいと心ははやるのですが、こればかりはどうにもなりません。もっと早く納車できるという車もありましたが、ジュニア以外の車は既に頭になかったのです。
「売ります アウトドアジュニア」
そんなある日オークションサイトを見ていると、こんな文字が目に飛び込んできました。ジュニアを売りたいという方がいたのです。驚きました。ジュニアはオークションどころか、一般の中古キャンピングカーディーラーにも、まず出回ることはないのです。 7年落ち、走行7万キロの中古車。ベース車の規格が変わる前の車で、エンジンも旧型です。4WDですがマニュアル車でした。 しかし価格は新車の半分以下。しかも、サイドオーニング、サイクルキャリア、ショックアブソーバーなどジュニアを手に入れたらぜひ購入しようと思っていたオプションもついていました。 悩みました。これを買っていいものかどうか… 10分後、私はこの車を落札しました。出品者の方が 「現車を見てキャンセルすることも、出品手数料を支払えば可能」 としてくれていたのも、迷いを振り切る要因になりました。いざとなったら手数料を払ってキャンセルすればよいのです。 このジュニアには 「希望落札価格」 が設定されていました。このタイプのものを落札するのは早い者勝ちです。オークション終了日までまだ数日ありましたが、希望価格をそのまま入力して落札をしたのです。
個人売買について
中古車であることについては、基本的には普通乗用車と同じように考えれば良いと考えました。もちろん、車体の重い車ですから、旧オーナーのメンテナンスのしかたで、状態も車の寿命も普通の車以上に変わってきます。まずは車を見て、売り主の方に話をうかがわなければ、何も分からない。そう考えながら、新幹線を乗り継ぎ売り主さんのところまで出かけました。お会いした印象は上々でした。 「少し前地元でで大きな地震があった。そのせいもあり、以前から興味のあったキャンピングカーを買った。 ジュニアにしたのは、ライフラインが整っているため。」 「しかしこの車は坂道を登るのが苦手。ここは山の中で坂道が多いので、どうしても使い勝手が悪い。 キャブコンではなくバンコンを購入しようと思う」 おおよそそういった事情でした。 普通の勤め人の方で、良い人柄も伝わってきます。個人売買で大切なのは、売り主さんの人柄でしょう。この点、私の売り主さんはとても安心できる方でした。車の説明を受けた後現金で代金を支払いました。 現金を用意しなければならないことは、個人売買のデメリットになります。何しろ金額が金額ですから。 支払い後、キーと必要書類を受け取ってジュニアで帰宅しました。落札をしてからわずか1週間ちょっと。 私は晴れて(中古)アウトドアジュニアのオーナとなりました。その気になればもっと早く入手することもできました。これも個人売買のメリットです。また、個人売買には、消費税やリサイクル料金がかからないという大きな利点もあります。
中古車のデメリット
一番のデメリットはもちろん「消耗していること」です。 車は移動する機械です。常時振動や衝撃にさらされ、消耗や故障は避けることができません。ぴかぴかの新車に比べ、使った分だけ消耗していますし、寿命も短くなります。 過去の修理歴や整備歴がよく分からないのも少々困ります。 現車を見せていただいてから購入しましたが、正直なところ素人に判断できる部分は僅かです。事実、譲っていただいた帰り道、ヘッドライトのバルブが絶妙のタイミングで切れました。近くのオートショップで安売りしていた1000円のバルブに付け替えてもらいましたが、消耗のタイミングを予測できないのは、どうしようもありません。 またキャンピングカー特有の事情として、ダイネットの汚れや傷があります。 メインの居室であるダイネットは、オーナーが自分の趣味に合わせて改装をすることが多いため、それを繰り返すうちに、壁や天井にねじ穴や傷ができます。私のジュニアにもたくさんのねじ穴がありました。もちろん私もどんどん穴を増やしています。^^;
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中古車のメリット
もちろん一番のメリットは「安いこと」です。 私は新車の半額以下、オプションなどを考慮するとそれ以下の価格でジュニアを手に入れることができました。実際に乗った方が「欲しい」と思って取り付けたオプションですから、とても役に立ちます。多くの中古車にはそういった装備がついています。これはとてもありがたいことです。 完成・納車を待たずにあっという間に手に入れることができることも大きな利点です。 正直、私には「半年も待つのか」という気持ちがありました。それだけジュニアが人気、ということなのですが。一番欲しい時に待たずに手に入れることができたことを、私は幸運だと思っています。 さらに、ちょっとだけ皮算用を。^^; 新車と中古車に価格の差があるのは当然ですが、キャンピングカーは年式が落ちても普通車ほど価格が下がりません。7年落ちで7万キロ走行の車が新車の50%の価格を維持するということは、普通の車ではありえないでしょう。事実、私はそれでも欲しいと思いましたし、これが個人売買ではなく中古車ディーラーからの購入であれば、買値はもっと高かったはずです。10年、10万キロをこえた車でも中古市場で売買されています。
さて、ここであることに気がつきませんか?
・キャンピングカーと言えども一度乗れば中古車となり、価格は下がる。
・キャンピングカーは普通車に比べ、古くなっても売値は下がりにくい。
そう、買うことと売ることを考えた場合、その価格差がもっとも少ないのが中古のキャンピングカーなのです。その意味では、「大変お買い得」と言えるかもしれません。もっとも、私にジュニアを手放す気は未来永劫全くないので、「売ってくれ」というメールはご遠慮ください。 ;-)
中古車にはいつまで乗れるのか
「車の寿命は10年10万キロ」という話を良く聞きます。実際車検制度も10年を経過した車には毎年の検査を要求します。しかし、これは本当なのでしょうか? 結論から書いてしまえば、「全くそんなことはありません」 となります。ジュニアよりは少し大きくなりますが、2トン車ではメーター読みで50万〜70万などという方もいます。もっともクラッチを2度取り替えたり、極端な場合にはエンジンを載せ替えたりしての話ですが。少なくともメンテナンス(特にオイル)さえきちんとしていれば、ガソリン車で20万キロ、ディーゼル車で30万キロ程度は普通に走ります。事実、使い方が違うとは言え、運送業界では、トラックを20万〜30キロ程度乗ることは当たり前です。「30万キロしか走ってないのに壊れた」などと言う人もいるくらいですから。 発展途上国では、走行20万キロをこえた普通自動車が当たり前のように走っています。部品が入手しやすく修理技術の高い生産国日本で、同じことができないわけがありません。
名義変更などの手続きについて
私は名義変更などの手続きは、全て自分で行いました。新車であってもディーラーに依頼すると高くつくからと自分で行う方もいます。実際、必要書類と時間さえあれば、誰にでも簡単にできるのです。今回は他県の方から売っていただいたので、同じ運輸局管轄内での名義変更より手間は多くなりましたが、それでも全く問題ありませんでした。 まず初めに、車庫証明を取るために駐車場の契約をします。(家に大きな庭がある方は必要ありませんね)。 その契約書をもって所轄の警察署に行き必要書類を記入して申請すれば、数日で車庫証明(正式には「自動車保管場所証」)が発行されます。発行に当たっては郵送をしてくれる警察署も多いようです。 証明書を入手できたら、次に管轄の運輸局に行き、名義変更の手続きをします。必要な書類は、売る側が車検証、印鑑証明書、実印を押した譲渡証明書と委任状、買って新しく登録する側が、印鑑証明と実印、車庫証明、住民票、そして窓口で販売されている申請用紙に内容を記入した物です。 このとき、手数料の他に自動車取得税の支払いが必要となりますので注意して下さい。
税額は、年式とベース車両の型(アウトドアジュニアの場合はタウンエーストラック)で自動的に決まります。私のジュニアの取得税は数千円でした。「無料で譲り受けた」と言えば安くなるということはありません。 自分で手続きをする余裕のない方には、個人売買での手続きを代行してくれる業者もあります。 個人売買はでは、売り主の人柄が大切です。 買うのなら新車に越したことはありません。 しかし、中古車にもそれなりのメリットがあります。
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