キャンセル時の払い戻しも「正規割引運賃」の方が圧倒的に有利です。発熱など予測できない事情でキャンセルせざるを得ない時、「格安航空券」との扱いの違いは雲泥の差です。
また、アメリカ系以外の航空会社の多くでは、マイルも「正規割引運賃」の方が多くたまります。例えば「JAL悟空」「Web悟空」の場合、獲得マイルは正規運賃の70%。これが海外ツアーや「格安航空券」だと最高でも50%、航空券の種類によっては0%のケースもあります。
海外家族旅行の場合には、格安航空券を併せて「正規割引運賃」も検討する必要があります。
赤ちゃんの航空券はどうなるの?
本来、赤ちゃんの航空運賃は、座席を使用する場合には小児運賃と同額、座席を使用しない場合には正規運賃の10%となります。しかし、この「正規運賃」とはいわゆる「ノーマルチケット」(全く割引のない普通運賃)ではありません。親が利用する運賃の10%となります。つまり、親がファーストクラスを使えばファーストクラス運賃の10%、「Web悟空」を使えば「Web悟空」運賃の10%です。
しかし、「格安航空券」を扱う会社では事情が変わります。大人の「格安」運賃の10%にはなりません。割引のない正規運賃の10%を支払わなければならないケースも多くあります。例えばロサンゼルスまで大人が「格安航空券」で5万円で行けるのに赤ちゃんは座席なしで約3万円、などということもありえるのです。親の利用する航空券が「正規」ではないため適用されるルールが明確でなく、ある程度やむを得ない面もあるのですが、家族旅行者にはありがたい話ではないですね。代理店によっては「正規割引運賃」の10%を適用してくれる会社もあるので、問い合わせが必要です。
また、後述する「バシネットシート」(赤ちゃんの籠を取り付けられるシート)には数に限りがあります。これを確保するためには、絶対に「正規割引運賃」が有利です。
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