赤ちゃん・子どもと海外家族旅行

・海外家族旅行の超節約術 / 海外で買う航空券

方向間格差 - 同じ路線でも出発地で航空券の価格は違います

 日本と韓国を例にとって説明しましょう。東京からソウルまでのエコノミークラスのノーマルチケットで飛ぶと、運賃は片道およそ537ドル、往復で1074ドルです。ところが同じ日程、同じ航空会社であってもソウルから東京へは片道395ドル、往復790ドルです。同じ区間の航空運賃なのになぜこんなに違いがあるのでしょう? これが「方向間格差」です。

  自由化が進んだとは言え、まだ航空運賃は国策などで管理されています。その国の物価水準によってある程度調整されているのです。そのため物価水準の違う国では運賃も変わってきます。極端な例を挙げると、東京からスリランカのコロンボまでのファーストクラス運賃は片道約3200ドル、往復6400ドルですがですが、コロンボから東京までのファーストクラス運賃は片道908ドル、往復1816ドル。実に3倍以上の価格差があります。

 この方向間格差の恩恵を受けることができるのは、安い側の国に住んでいる人だけではありません。出発国で航空券を買えば、国籍にかかわらず価格差の恩恵にあずかることができるのです。この手法を一般に「海外発券」と言います。我が家では1990年、初めて子どもと海外に出た時から使っています。

正規航空運賃での海外発券

 海外発券を一番簡単に行うことができるのが韓国です。日本と韓国の間には約30%の方向間格差が存在します。それを利用してみることを考えてみますが、その前にノーマルチケットのルールをおおよそ理解しておかなければなりません。

・正規航空券は、発行から1年間以内に出発可能、 かつ使用開始から1年間有効です。
・規定の距離(MPM)を超えなければ、途中の都市に何回でも立ち寄ること (S/O、ストップオーバー) ができます。
・A-B-Cと飛んだ時、B-C区間の運賃がA-C区間の運賃を上回った場合、A−C間の運賃はB-C間の運賃まで引き上げられます。(HIFチェックルール)
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